鎌倉近辺のグーグルマップを眺めていたらヤバいところ見つけた。
その名も「腹切りやぐら」。
名前のインパクトが凄すぎ。
直球過ぎて居ても立ってもいられなくなってしまった。
いわゆる切腹ってやつでしょ?
サクッと調べてみると鎌倉幕府が滅亡したのはココ。という事を知り即行ってきました。
場所は超おおざっぱに言うと、鶴ケ岡八幡宮の東側。
祇園山ハイキングコースの入り口、と言っても分からないから終始グーグルマップの自分の位置情報見ながら腹切りやぐらにアクセス。
多分、鎌倉駅から15分から20分位は歩くと思う。
小町大路を過ぎた滑川の橋が凄かった。
東勝橋という名前の橋からの眺めは圧巻。
隣にお屋敷のような民家があるのでさらに驚き。
この川は滑川。
海岸の滑川しか見た事がなかったので感動。
近辺はトイレがないので要注意。
立小便する人も多いのか立て看板が。
出すと喰われる?!
東勝寺の跡地を横目にさらに登るとなんか見えてきた。
祇園山ハイキングコース小町側の入り口が見えました。
台風の影響で起こった倒木や地滑りがまだ解消かれていないのでハイキングコースは通行止めです。
ついにありました。
左を見ると「腹切りやぐら」と書いてあります。
「霊処浄域につき参拝以外の立入禁止 宝戒寺」
霊処浄域の意味が調べてもかわらなかったけど、とにかく霊がいる神聖な場所だから参拝以外は入らないでって事。
なんとなく、ここだけ凛とした空気が流れていました。
草木が生い茂り独特な空気感です。
先ほど霊処浄域って書いてあったように霊が至る処にいそうな雰囲気。
腹切りやぐら、ありました。
岩場を切り抜いて出来たほこらみたいな感じ。
参拝して帰路につきました。
家に帰っておさらいで色々と調べてみると凄いわ~、やっぱり。
「腹切りやぐら 心霊」
とか、
「腹切りやぐら 矢の数」
矢の数ってなんなんだよ、、、
どんどん調べていくと鎌倉幕府の執権、北条氏の事についてかかれている。
そういえば北条高時ってマップにも出てたわー。
グーグルマップで見ると腹切りやぐらの前に北条高時って書いてあるよね。
「北条高時腹切りやぐら」って。
この北条高時氏を調べてみたら波乱万丈の人生だった。
・鎌倉幕府第14代執権
・北条高時の長男と次男は若くして死ぬ。
・6歳の時にお父さんの北条貞時が死ぬ。
・新田義貞に攻められ腹切りやぐら近辺で自害する。
神聖な場所だ。
スピリットボックスも使いたくないです。。
遊びでいちゃいけない神聖な場所、「腹切りやぐら」でした。