第五福竜丸展示館に行って自分の眼でみる
1954年に米国の水爆実験で被ばくしたマグロ漁船「第五福竜丸」をみてきました。
第五福竜丸展示館の感想としては、この建物内に第五福竜丸が展示してありビックリ。事前に情報収集せずに行ったので実際に展示してあるとは思いませんでした。
夢の島公園第一駐車場にとめてマリーナ方へてくてく。
こんな第五福竜丸展示館への看板が見えてきます。
※ちなみに第五福竜丸展示館への入場料は無料です。
この看板の通りに歩いて行きます。
どうやら第五福竜丸展示館は数年前にリニューアルされたらしく展示場への道も綺麗でした。
しばらく歩くと三角形の屋根が見えてきます。
事前に第五福竜丸について詳しく調べてこなかった私はこの後、中に入ってビックリする。
第五福竜丸展示館の前にはあじさいでお出迎え。
第五福竜丸展示館の入り口。
まわりの緑と融合してオシャレな建物です。
外観はこんな感じ。
第五福竜丸展示館の中に入るとビックリ!第五福竜丸が丸ごと展示してあります。
館内は独特な匂いがします。鼻がなれるので暫くすると慣れてきますが。。
船舶紅灯や舵輪など展示してあったりマグロのはえ縄漁についてが掲示してあったり。
第五福竜丸展示館内に階段があって登るとこんな感じ。
マーシャル諸島まで行くのは小さいような気がします。
そこまで大きな船ではないのに中部太平洋のビキニ環礁までこの木造船で漁をしていたのにも驚きです。
死の灰を受けたときの航路図もありとても分かりやすく展示してあります。
第五福竜丸とは?
今から60年以上前、マーシャル諸島のビキニ環礁でアメリカが行った水爆実験で被ばくした遠洋マグロはえ縄漁船。実験したビキニ環礁の中心部から160キロも離れていたのに死の灰(放射性降下物)が第五福竜丸に降り注ぎ乗組員23名全員が被ばくしたのです。
被害を受けたのは第五福竜丸だけでなく日本各地から出航していた船も影響を受けていたのです。また800隻以上の船が放射能に汚染されたマグロを日本で水揚げされたとされています。
実際に第五福竜丸展示館へ行って実物を見ると、人類が核を持つことの恐ろしさや危険性を考えさせてくれます。
「原水爆の被害者はわたしを最後にして欲しい」
とても心に響く言葉です。
第五福竜丸展示館に行って感じたことは、純粋に同じ過ちは繰り返したくないということです。