豆腐川橋という名の凄い橋
鎌倉から材木座までぶらり旅をしていると豆腐川橋という珍しい名前の川があったので気になった。昔、豆腐でも流れたんだろうか。それとも豆腐でも作っていたんだろうかって。
材木座は知れば知るほど興味深い場所で1953年に材木座遺跡を発掘調査した時に約650人の人骨が出土。この人骨を調べてみたところ人骨に残された傷から新田義貞の1333年、鎌倉攻めで戦死した戦死者と推定。また鎌倉海浜公園の地下駐車場の建設の際、約4,000体の人骨を発見。こちらは人骨に傷が殆んど見当たらなかったことから共同墓地と推定されるようです。
滑川の海岸から鳥居までは本当に沢山の人骨が発見されているという情報を聞きつけ今回の鎌倉ぶらり旅。
豆腐川橋の話に戻って、この川の源流がどこなのか調べてみた。
めちゃくちゃ短かった。
Google Mapでは弁谷(べんがやつ)の碑付近に少し確認できる位。
鎌倉周辺は人工の増加のとともに川の上や、前述の墓地の上にも住居が作られるようになったようで当時の面影はあまり残っていない。
この豆腐川橋のプレートが無ければここに川があるのかわからないくらい。
ちょっと前までは、この豆腐川ではウナギが捕れたりホタルを見ることが出来たらしいが、ほとんど道路の下に豆腐川を隠し暗渠にしてしまったそうだ。
この豆腐川の名前の由来は推測していたとおり、昔キレイな川の水を使った豆腐屋が数多く存在していたからだそうだ。