大正天皇と昭和天皇の陵へ一般参拝
武蔵陵墓地には、多摩陵、多摩東陵、武蔵野陵、武蔵野東陵の4つの陵(みささぎ)があります。
※陵=天皇・皇后のお墓
なぜ八王子に武蔵陵墓地?と思って調べてみたら地震を考慮して地盤に強い場所が必要だったとか。
新宿方面甲州街道から右折して武蔵陵を目指すと途中からケヤキ並木に変わり荘厳な雰囲気に変わります。
比較的大きな駐車場に車を停めました。
トイレはこの駐車場にしかないので済ませておきましょう。
総門と呼ばれる門の入口左側には武蔵野陵墓地のマップがあります。
陵墓参拝は午前9時から午後4時まで。
※参入は午後3時30分までとなります。
全体図を確認しておおよその位置を確認します。
総門の右側にきてみました。
大正天皇、貞明皇后、昭和天皇、香淳皇后の記載があります。
正面から表参道に入ります。
右側にカーブしていて何とも言えない高揚感。
入ってすぐ手水場があります。
奥には木々に囲まれた池があり亀もいました。
表参道には京都から持ってきた北山杉が両端に植えてあります。
清らかさを保つための道具、玉砂利が一面に敷き詰めてあり非常に気持ちが良いです。
気温が寒く感じてきました。
まだまだ続きます。
途中途中に案内板があります。
多摩陵⇔多摩東陵
多摩陵に着きました。
全部回って気づいたのですが一番高い位置に墓檀が設けられています。
1926年(大正15年)に崩御された第123代の大正天皇のお墓です。
ここ武蔵陵墓地のお墓は全て上円下方墳(台形の下段に円形の上段が乗る感じ)となっています。
雨宿りが出来そうな謎の建物が。
多摩東陵正面です。
1951年(昭和26年)に崩御されました貞明皇后のお墓です。
貞明皇后多摩東陵
武蔵野陵⇔表参道
武蔵野陵正面
1989年(昭和64年)に崩御された第124代の昭和天皇のお墓です。
昭和天皇武蔵野陵は階段が少ないです。
武蔵野東陵正面
2000年(平成12年)に崩御された香淳皇后お墓です。
香淳皇后武蔵野東陵も低い位置にあります。
武蔵野陵と武蔵野東陵の両方を眺める事もできます。
最後は北参道から帰ります。
武蔵陵墓地は京都の杉が並ぶ都内随一のパワースポットとも呼ばれ参拝の方も多くいました。
陵から陵へと歩いている最中も警備の方が巡回しており、昭和天皇の陵近くは警備の方が常駐する小屋もありました。
近くには多摩御陵警備派出所があり警備は厳重です。